チェンくんがKWANGYAエクスプレス(の屋根)に乗って東京ドームにやってきたぞ!!

SMTOWN@TOKYO終わりましたね…参加した人も配信見た人もそうでない人もお疲れさまでした!

私は運よく27日・28日と入場することができました。とても楽しかった…。

前回(2019年)参加した時よりもSMへの理解と解像度が上がったことと、チェンくんが転役後初の日本公演ということで、すごくわくわくで臨みました。

全体的なレポを…と思ったんだけど、書きぶりで私の各アーティストへの興味関心があぶりだされそうなので、いったんチェンくん関連のことだけ、まとめておきます~。

 

 

 

27日(土)DAY1

水原を見てチェンくんが序盤に出てくることは認識していたんですが、微妙にセットリストが変わっていて、どりむちゃんのゴリゴリbeatboxが終わったとたん、サウォリのイントロが流れて、かなり混乱しました。

メインステージを双眼鏡で覗いてみるも、水原のように彼はステージの上にいない…あれおかしい…と思っていると、奥からKWANGYAエクスプレス(あの電車)の屋根の上に乗って、するすると前方に進んでくるではありませんか!!!!!!!!

私、それですごい混乱してしまって、「電車!?!?!??!」ってなってしまって…サウォリのとてもさみしげな前奏が流れているのに、でもチェンくんはKWANGYAに向かう特急の上にたたずんでいて…え、、、理解????理解追いつかない???????これは笑うところ??????感動するとこ???????あんなに恋しくて恋しくて仕方なかったチェンくんが目の前にいるのに、KWANGYAエクスプレスの意味がわからない……サウォリの歌詞と何の関連性も舞台装置じゃないですか…まじでわからん…でも確実にチェンくんがそこにいるという事実……心の底から状況が理解できず、こうつぶやかざるを得ませんでした。

 

「チェンくんなんで電車に乗ってるのおおおお………」

 

そう喉から自然に声を発してしまった後、歌唱が始まると、あまりの素晴らしい歌声にやはり胸を打たれるわけですよ。ああ、チェンくんの歌だ…チェンくんが帰ってきてくれたんだって…。

ロンドン、シドニー、水原と、すべてのステージを配信で見てきたけど、やっぱりだんだんステージ慣れしてきたのか、とても安定した声が聞こえて、ぐわああっとこみ上げるものがある。

でも、ふと気づく。

彼は、なぜかKWANGYAエクスプレスの上にいる。

サウォリとKWANGYAエクスプレスは何の関連もない。

サウォリは私にとっては初めてリアルタイムで味わったEXOのリリース作品で、チェンくんのことをすきになったときに出会った曲で、個人的にも私の人生にとってはとても象徴的な意味を持ってしまう曲で、とても大切な曲。

それら私の思い出とKWANGYAエクスプレス、なんも関連がない。

なんだろう、この曲に、KWANGYAエクスプレスを絡ませて笑いを取りたいのか?ふざけてるのか?でもチェンくんの声はすばらしい、帰ってきてくれてありがとう、みんなの前でまた歌ってくれてありがとう、素晴らしい声をありがとう、という尊い気持ちも沸き上がり、もう、認知も感情も限界で、涙が止まりません。ぐずぐずに泣いてしまった。

正直、感動して泣いた、という感じではない。感動している気持ちはあるのに、でもなんでこの舞台装置?このちぐはぐ演出?どうして?という、頭で理解できない状況に打ちのめされたショックが大きかった。それが、感動して打ち震える感情を悪い意味で後押ししてしまった感じ。

涙が止まらないから、双眼鏡も使えないし、目を手で覆ってしまうから、チェンくんの姿もろくに見れない。ただただ自分の涙と歌声がすごい、すごいよってことだけに打たれていました。

うれしさと困惑と、感動と動揺と、相反する感情が一気に押し寄せてくる。

こんな感覚初めてすぎたよ…ただうれしい気持ちだけを味わえたらよかったのに…。

どうして俺はこんなに状況把握能力に長けすぎているのかと、自分にもショックを受けるし、でも目の前にいるチェンくんの歌声はすばらしい。これがまた聴けてうれしい。

そんな感情に渦巻かれていたら、あっというまに歌は終わり、KWANGYAエクスプレスはステージの奥にバックで戻っていきました…。

そしてすぐ直後、何の余韻もなく始まるおぬぴとニンニンたまのWay……さらにすほちゃんのhurdleまで……。チェンくんで味わった感動とショックを消化しきれないまま、見逃したくないステージが襲ってきてしまった…。

 

 

そのあとイェソンさんが、いわゆる普通の昇降するステージを使って歌っていて、「ちゃんと装置あるのに、どうしてチェンくんはKWANGYAエクスプレスだったんだろう…」と、煮え切らない気持ちを抱えてしまったんですが、まあチェンくんは踊らないし、ステージで派手なパフォーマンスをするわけじゃないし、じっとして歌う分にはあの空間でちょうどよかったのではないか…と考えることで納得しました。実際バラードを歌ったのって、チェンくんとオニュニンだけだもんね…。

 

 

終演後、ツイッタを検索しても、みんなチェンくんの歌声に召されていて、誰もKWANGYAエクスプレスのことには触れておらず、「もしかして疑問をもったのはわたしだけだったんじゃないか…」とかなり不安になりました。そして、KWANGYAエクスプレスに気を取られてしまった分、彼の歌を十分に堪能できなかったのではないか、とも。

もちろん、号泣しているんですけど、しているんですけど、やっぱりなんか、気持ちのいい涙ではなかったんだよ…。

 

 

写真左はペンライトと、今回初めて配られたクラッパー。てっきりピンクを予想していたら、これはKWANGYAエクスプレスの車体カラー…?(写真右)

チェンくんがしっとり歌い上げている間も、このクラッパーで拍を取る音がドームいっぱいに響き渡っていました。以前ならチェンくんのバラードタイムはみんな静かに聴き入ってるという感じだったけど、今回はずーっと、歓声を送るような音が鳴り続けていました。

 

ちなみに座席はグランド席なる、一階の最前列からグランド側にせり出している区画でした。センターステージからYの字に伸びる花道の左側の先端部分ががっつり拝めてしまう感じ…。感覚としてはほぼアリーナ。座席は前後左右ゆったりだし、ボトルホルダーもついてるし、このボトルホルダーってのが底に穴があいているので、うちわの柄を差してスタンバイさせることができてとてもよかった。

 

 

 

28日(日)DAY2

KWANGYAエクスプレスショックから一夜明け、今日も元気に水道橋へ。ツイッタなどの反応を見て、「舞台装置のことは深く考えず、ステージの状況を把握しちゃうとか、そういう神経は使わず、今日はチェンくんの歌に集中するぞ!」という意気込み。

 

 

で、実際にどうだったかというと、たぶん歌には集中できた、と思う。なるべくKWANGYAエクスプレスのことは考えず、屋根の上にいるチェンくんに集中しようと努めて双眼鏡をのぞきこむも、私の持っている双眼鏡では一階席の奥からメインステージを見るには度が足りなかったのか、どうもぼやけて見える。焦点を合わせるゆとりもない。手も体も緊張で震える。視界ががたがたする。それでも、とにかく声を聴かなきゃ、と焦る。クラッパーの音がする。周辺の子たちが続々と着席する…。初日とは別の内的な混乱がありました。

ああもういいやと双眼鏡を手放し、腕組み状態で聞くことに。ハイトーンがうまく決まったり、ラストの情緒に感動して、ひとよりも早く多く拍手してしまった気がします…。

私はチェンくんがぐおおおおおおおって声を伸ばすときが大好きで大好きで、そのときにわたしも「ウオオオオオオオオオオオオオ」と歓喜の雄たけびを上げたくなるんですね。今回はたぶんなんとか耐えてたと思う…わかんない…記憶がない…うなってたかもしれないし、そうじゃないかもしれない…。

チェンくんのナイスボーカルはいつだってあおりを入れたくなるほど素晴らしいし、かっこいいし、美しくて、たまらない。あの声大好き。あの声があるからやっぱりキムジョンデが好き。

 

 

「おまたせしましたチェンです!」と「あっついですねえ!」をやってくれるとは…!初日は普通にご挨拶してただけだったので、聞けてうれしい…。

というか、ほんと、お戻りになってからのチェンくんの声、天使性がマシマシになってません?強火ジョンデペンの偏見?でもHallyu Pop Fest. のみなさんもエンジェリックボイスって言ってたし…お天使様だよね…。

 

 

最後の国歌斉唱…じゃなくてHOPEのフィナーレご挨拶のとき、チェンくんは三塁側からやってくるトロッコに乗っていて、ずっと双眼鏡で追い回していたんですが、もう、客席に向かって手は振るわハート送るわ、ペンサがめちゃくちゃ激しい!しかも終始笑顔!!!やわらかなお顔でニコニコしているの!!!私はきもいオタクなので「アア…チェンくんが笑ってる…チェンくんが笑ってる…かわいい…アア…」ってなっていました。自分の前を通り過ぎたときはうちわを見せたけど特にこちらを見てくれることはなかったです。ご挨拶するためにセンステに待機しているときも、マイクはないけど手拍子しながら歌を口ずさんでいるのもよかった。なぜマイクを彼に持たせないのか。

センステに到着してからも引き続きアリーナにお手振りするチェンくんを双眼鏡で追っていると、なんとね、彼の視線の先に「첸」と書かれたうちわが映り込むんです。わあ、あんなにアリーナにチェンペンがいるのか!と思って、すごくうれしくなった!自分がペンサされているわけじゃないのに、チェンくんが彼にアピールするファンをきちんと見つけてくれているという事実に感動しちゃうというか…。チェンくんがちゃんと彼を応援している人の存在を見つけてくれているのがうれしいというか…。

カイくんがチェンくんを抱っこしようとしたモーメントがあったらしいんですけど、なんでか私それの記憶がないんですよね…その代わりチェンくんが、手前にいた、おそらくNCTのどなたかの肩を抱いていて、ほう、メンバー以外ともそんなことをするのか!とびっくりしました。あと、チェンくんとしうちゃんずっとくっついててよかった。シウチェンありがとう…。

 

EXOカラーのペンライト。東京ドームは節電なのか照明を落としていたので、あんまりドーム感がわかならない…。

 

 

2公演を見て…

 

私はこれからもチェンくんの歌が聞きたいと思ったよ。チェンチューブでも、ソロでも、EXOでも、なんでもいいから、彼の歌声をこれからも聞き続けたい、ステージを見届けたいと思いました。いろんな雑念がわいてくるんだけど(KWANGYAエクスプレスとか…)、彼の歌にがっつり集中できる機会があればどれだけ幸せだろうか…。

 

まあ要するに、チェンくんのソロコンサートやってください、なんですけど。

SMTOWNはSMTOWNで大好きなイベントだし、ここには書いていないけど、チェンくんやえくそちゃんたち以外のアーティストもめちゃくちゃ楽しみました、はじけ飛びました。

でもやっぱり、私がいちばん好きなのはチェンくんで、そのチェンくんの歌声をしっかりみっちり堪能できる機会が欲しいと思いました。

早急に3集、もしくは正規1集をご製作いただき、ワールドツアーをしてください。そして日本にも来てください。パンデミックの状況と、渡航にかかる経済的負担、何か起きた時のリスクヘッジが私個人で対処するには限界があるので、申し訳ないけど、私がソウルに飛ぶってのは、今は現実的でない…もちろん「日本に来て!!!」なんて軽率に言っちゃいけない、「てめえがソウルに飛べや!!!」ってのは重々自覚しているんだけど、それでもやっぱり………どうしても願ってしまったよ…。

 

 

たのしかったけど、最後までKWANGYAエクスプレスの謎が脳裏に焼き付いて離れず、結局記念にピンバッジゲットしてきました。

 

 

はあ…KWANGYAエクスプレスって何だったんだろマジで…。